薬膳とは?


薬膳とは?

 

薬膳は、中医学(東洋医学)の中心となる

 

陰陽五行説をもとに考えられた、

 

食材のちからを最大限に

 

引き出すことを重視した食事のことです。

 

 

 

中医学では、何かの不調が出たときに、

 

その症状だけでなく、

 

なぜその症状が出たのか、という

 

根本的な原因を追及し、

 

治療にあたります。

 

 

 

例えば、同じ頭痛でも

 

気の巡りが悪くなって起きている

 

頭痛があったり、

 

血が足りなくて起きている頭痛が

 

あったりと、原因は多岐にわたります。

 

 

 

その原因によって

 

気の巡りを良くしたり、

 

血を補ったりと処方を変えていきます。

 

 

 

薬膳は、そのような観点で

 

からだの不調の原因を分析し、

 

必要な食材を組み合わせながら、

 

体質のバランスを整えるお料理です。

 

薬膳の考え方を食卓に。


 それぞれの食材には効能があります。

 

からだの状態を見て、

 

その状態に合った食材や調理法を

 

選択することが一番大切です。

 

 

 

薬膳料理と聞くと、

 

薬くさくておいしくない料理、と

 

思われる方が多いのではないでしょうか?

 

なつめや枸杞の実、高麗人参が

 

使われている料理、と

 

思われることも多いです。

 

 

 

しかしながら、

 

薬膳を作る上で大切なのは

 

使われる食材なのではなく、

 

「体にあっているかどうか」

 

 

 

からだの状態と向き合って、

 

食材の効能をしっかりと

 

見極めた上で選んで料理を作る。

 

この工程こそが薬膳料理なのです。

 

 

 

もちろん、

 

中薬(漢方薬に使われる生薬)を

 

使った薬膳料理の方が成分が強いので、

 

その効果もありますが、

 

日々の健康の積み重ねをしていくならば、

 

スーパーに売っている

 

お野菜やお肉、お魚で十分なのです。

 

 

 

薬膳の視点を持つことができれば、

 

季節や体調に合わせた食事を

 

作ることができ、

 

健やかな食生活を送ることができます。

 

 

 

あなたの心と体にぴったりと合った

 

お料理や養生法を

 

提案させていただきます。